| 完成は緑化フェア本番終了後?! 九月議会に上程された今年度一般家計補正予算案(第一号)には、六月議会で突然発表された波志江沼環境ふれあい公園(27億円)に設置予定の直径85メートルの大観覧車建設のための債務負担行為11億9120万円が盛り込まれています。 大観覧車の完成は全国都市緑化ぐんまフェアの開催期間(2008年の3月29日〜6月8日)後ですが、伊勢崎会場だけは11月までフェアの期間を延長します。観覧車の操業は7月20日までに始め夏休みに間に合わせたい、とのことです。 長谷田議員は、設置の目的、市民の声を聞かずに事業計画決定した理由、大観覧車建設後に華蔵寺公園遊園地を大観覧車周辺に移設することの事業的な見通しなどについてたずねました。 珍しく他会派議員からも質疑があり、市民の関心の高さを反映していました。 |
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合併記念交流になぜ大観覧車? 市は、この大観覧車を新市の20万市民の心をひとつにするランドマークにしたい、といっています。 ランドマークは「目印」という意味ですが、「その都市の顔であり、住民に親しまれるとともに、来訪者に強い印象を与える」が、「必ずしも高層建築や新しいものばかりではなく、自然物やその地域の歴史を感じさせるもの、地域の特徴的な存在(例えば鳥居、火の見櫓など)も含まれる。」(フリー百科事典『ウィキペディア』)という説明を読むと、あえて巨額をかけて新しい建築物を作る必要性は薄いといえます。 市民に「合併記念に何か作りたいか?何を作りたいか?」と聞かずいきなり計画発表した後で、建設費用も示さずにパブリックコメントを求める。賛否など結果を聞いても一切答えない、という市の姿勢を、長谷田議員は形式的な市民参加だと強く批判しました。 |
| 本音はPA周辺開発の“呼び水” 波志江町に北関東道のパーキングエリアをつくるのは、東日本高速道路株式会社(旧道路公団)の仕事です。伊勢崎市は以前から、このパーキングエリアからETC(料金カード払いシステム)で乗り降りできるインターチェンジを作りたい、パーキングエリアの周辺を民間開発してもらいたい、という構想を持っていました。 市は、「交通の要衝に一大観光拠点をつくりたい。」といいますが、要するに民間がどこも進出しないので市が税金で民間開発の呼び水となる施設を作りたい、ということです。 |
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基本構想も来客試算もなし 大観覧車の客は電気料がまかなえるほどを見込む、と答える一方で、料金は高くなるが華蔵寺公園遊園地の観覧車の年間客数17万8千人を超えたい、とも答えるなどの混乱ぶりです。 低廉な料金が人気の華蔵寺公園遊園地については、今の場所のまま、駐車場やシャトルバス、公園全体の整備を求める声が高いようです。新たに遊園地も作る、客に見合った駐車場も、となればさらに土地を買い足し、建設費を投入しと、どこまでも税金投入が広がっていきます。 「観光都市伊勢崎をめざす。」としながら、計画も試算もまともに示さず大開発事業に突っ走る矢内市長の姿勢は、市民不在だと批判されても仕方が無いものです。 |
| (「公子のフレッシュ便2006年9月24日号」から) |